彼を傷つけてしまった婚約指輪選び

22歳のときに学生時代から付き合ってた男性と結婚しました。

まだ社会人2年目でお互いに貯金は少なく小さな結婚式を挙げて新婚旅行もグアム3日間というお手ごろなものにしました。

披露宴の会場装花はこだわりたかったのにバラの代わりにトルコ桔梗にしたり、予算的にドレスは1着しか着れなかったり思い描いていた結婚式を実現できないイライラがありました。

結婚指輪だけは満足したものが欲しいと彼にお願いして仕事の休みを利用してティファニーに行きました。

結婚指輪は2人の好みが一致してすぐに決まりましたが婚約指輪は選択が多くてなかなか選ぶことができませんでした。

いろいろな指輪を試着して結局普段にも使えそうなエタニティーリングを買ってもらうことにしたのですが、またカラット数などでかなり価格が変わるので迷いました。

結局25万円程度のハーフエタニティを選び、これなら安いし普段も使えるしいいんじゃない?と彼に聞いてしまいました。

22歳の彼にとっては25万円の指輪だって高かったはずです。

そのときの彼の悲しそうな顔は今でも心に引っかかっています。